くせっけデザインのブログ

くせっけの人に幸あれ。

20年来の仲。中学校の同級生同士結婚した僕たちのコミュニケーション。

 

会う人会う人から、「すごく仲の良い夫婦だよね」と言ってもらえることが多い。

すごく嬉しいことだけど、他の夫婦の皆さんがどのくらい仲が良いのかわからないので不思議な感覚でもある。

結婚して4年が経つ妻とは実家同士も歩いてすぐの場所にあり、同じ中学校の同級生だ。当時はたまに何人かで遊ぶくらいの関係だったが、場を和やかにさせる雰囲気を持った人だなという印象を持っていた。

僕たち夫婦を紹介するとき、中学校の同級生であると伝えるとほぼ「幼なじみなんだね」とう反応が返ってくるけど、昔から実家同士の交流があったわけでもない。幼なじみの定義もよくわからないけど、昔からの顔見知りという意味であれば間違いないと思う。

僕は市役所でまちづくりの仕事をしていた時期も、現在のフリーランス活動においても新しいコミュニティや新しい人との出会いに恵まれている。そんな体験をなるべく妻とも共有したいと思い、よく行動をともにしてもらっている。

普段からお互い仕事の話をよくするので、予備知識が入った状態ですんなり場に溶け込むことができる。更には妻の人当たりの良さも大きな要因で、胸を張って人に紹介したくなる点には天性のものを感じるので尊敬してやまない。

20年近くお互いを知っているし、二人とも感受性が豊かということもあり、お互いに求めることがある程度予測できるだから事務的なコミュニケーションが少なく、他愛もないふざけた会話にリソースを割けることも居心地の良い要因だと最近思う。

加えてユニークな出会いを共有することで夫婦の話題に共通のテーマが生まれる。趣味や性格特性は割とかけ離れているが、価値観がかなり近いことも強みだと思える。

だから「なんで〇〇してくれないの?」というストレスを溜めることがない。やらなければいけないことができたらそこに意識を向けた方がやるという雰囲気で生活が回っている。二人とも結構雑な部分があるが、それもよしとし合っている部分がある。こういったコミュニケーションの様子を見て、「仲がいい」と言ってくれるのだと推測している。

ただし、価値観の近さに安心しきり何もかも同じ目線でいられると勘違いすると認識にズレが生じるという経験もしてきた。長い付き合いというアドバンテージを活かしつつも、日々更新される二人の価値観をバランスよく擦り合わせつつ、笑顔で生活を続けられたらよいなと心から思う。