くせっけデザインのブログ

くせっけの人に幸あれ。

ニュートラルでいられる場があるからこそチャレンジできる。

以前書いた「居心地のよいコミュニティから飛び出したら得られるもの」という記事が攻めの話であるなら、今回は守りの話。

kusekke-design.hatenablog.com

市役所を退職してフリーランスになって3ヶ月弱が経つが、この間かなり濃密な日々を過ごした。多くの出会いに恵まれ、自身の視野が広がった。壁にぶつかることもあったが立ち止まらずに駆け抜けたことは自分でもよくやったと思っている。

先日のある夜、僕がいつものようにその日の出来事を妻に話したとき、妻から「あなたは日々価値観を更新しているから、私のことをつまらないと思うときがくるのではないか不安」と言われた。

僕はそれに答えながら自分であらためて認識したことがある。

先に書いたように毎日のように新しい人と会い、新しい価値観に触れ、時には真逆の価値観に左右から引っ張られるようなこともあった。
そんなときには自分の中で何を軸にすればいいか不安になったりもした。

それでも日々チャレンジを続けられるのは、毎日自宅に帰り妻と話すことで一度心をニュートラルに戻せるからだ。妻と話す中で出来事を俯瞰して振り返ることができ、深まった気付きを自身の血肉として取り入れることができる。これは一人ではなかなか難しい作業だと思う。

だからとても感謝しているし、家庭や仲良しのコミュニティなど、自分がありのままニュートラルでいれる場の大切さをあらためて感じるきっかけになる会話だった。