くせっけデザインのブログ

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【私服編】30代男性が真夏でもなんとかファッションに気を遣う話。

あっつい。

ここ数年、子どもの頃のように無邪気に夏の到来を楽しめなくなるくらいのレベルになってきている。

先日の記事でも書いたが、僕はスーツを中心としたクラシックなファッションが大好きだ。流行に左右されないし年齢を選ばない。むしろ渋みが出れば出るほど似合うという稀有なジャンルだ。

言わずもがなファッションは組み合わせの妙が楽しいのだが、真夏になるといかに涼しくいられるかに意識が持っていかれて、装いの観点では完全にオフシーズンだ。更に薄着になるから体型がモロに出てしまうし、そもそも薄着になってもそんなに涼しくない。

このようにファッションを楽しめない真夏の時期だが、だからといって何も考えずに服を選ぶのも悔しい。服好きにとって過酷なシーズンでもなんとか抗って服選びを楽しみたいと思っている。

そこで、真夏の装いで意識している点を挙げてみる。今回は私服編をお送りしたい。あくまで僕が意識していることなのだが、参考になったらとても嬉しい。

①白を中心としたコーディネートにする

 

真夏はとにかく暑いので、見た目だけでも爽やかな印象を出すことで気分が上がり、周囲にも涼しげな印象を持ってもらえる。特に無地の白Tはこの時期にピッタリ。逆に重い色は暑苦しい印象になるので避けたい。

できれば上下ともに白に近いコーディネートが爽やかだが、全身白のコーデはハードルが高い。そんな時にピッタリなのがベージュやライトグレーといった白に近い色味の服だ。特にベージュは一気にハードルが下がるのでおすすめ。白に近いので爽やかな印象を持ちつつ、とっつきやすい。

そのほか、ボトムスはサックスブルーなどの寒色の爽やかな色味のものを選んでもいい。

②くるぶしを出す

1枚目、3枚目の写真のように9部丈のボトムスと靴に隠れるベリーショートソックスを合わせてくるぶしを出すと若々しく軽快感が出る。短パンを履く男性も増えたが、かなり似合う人を選ぶと思うので、くるぶしを見せるくらいがとっつきやすい気がしている。

③華やかな服を着る

真夏は組み合わせる服のパーツも減るが、バカンスや夏休みのイメージからか、多少派手な服も許される時期だ。そんな時期は少し思い切ってリゾート感がある服や柄シャツなど華やかな服を着て気分を上げてみるのも楽しいと思う。

④上品さにこだわった服選びをする

最後は少し細かい話になるが、真夏は涼しを求め薄着になりがちで、油断するとだらしなさと隣り合わせになる。そういった時に少しでも上品さを散りばめることで全体の印象が変わると思っている。

例えば1枚目のTシャツは5部袖のデザインとなっていて、一般的な袖が短いTシャツより上品な印象になる。

3枚目のボトムスは、色もベージュかつ9部丈といったカジュアルな要素が多いが、センタープレスが入っていて少し上品さが加わっている。

また、柄シャツの写真も派手な柄に目が奪われがちだが、しっかり襟が付いたものを選んでいるのでTシャツと比べると少し上品さが出ている。この点にはこだわっているので、アロハシャツのようなオープンカラーのシャツは選ばないようにしている。

更に最後の黄色のリネンシャツのように、半袖シャツより長袖シャツを腕まくりする方が上品だ。

ここまで書いて気付いた方もいらっしゃるかもしれないが、上品さの要素はスーツが持つ要素に準じている。スーツの着こなしを知ると、カジュアルかつ薄着になるシーズンでも差別化するための応用ができるのだ。自分の中で判断基準ができるので、トレンドに流されることもなくなり、無駄な買い物が減る点も無視できない。

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30代男性がなんとか真夏でもファッションを楽しむポイントを4つ紹介してみた。

全体的に若めで飛び道具な印象を受けた方もいるかもしれないが、真夏なので服選びを遊ぶくらいの気持ちでちょうどいいと思う。自分なりに冒険してみる時は誰かにフィードバックをもらいながら服を選ぶことをおすすめしたい。

ラクラするような暑さが続くが、服を着ることも楽しんでいきましょう!

おまけ

 

ドラクエのラスボスがプリントされた柄シャツ。
魔王の力を借りて暑さに対抗する。