くせっけデザインのブログ

くせっけの人に幸あれ。

いくつもあった外見のコンプレックスに今では感謝しているという話。

自分の外見のコンプレックス。誰しもいくつかあると思いますし、今では気にならなくても若い頃はずいぶん敏感になっていたこともあるのではないでしょうか。

 

僕もいくつものコンプレックスがあって、比較はできませんが一般的な人より多くの時間悩んでいたのではないかと思っています。

 

悩んできた順に並べると次の4つ。

 

①癖っ毛

ガリガリの身体

③ふっくらした唇

④いかり肩

 

特に①癖っ毛に関しては髪の毛の扱い方の知識が全くなかったので高校生時代は毎日鏡を見てはどうにもならないヘアスタイルにため息をついていました。

 

②に関しては、学生時代は周りもある程度細い身体の人が多かったこともあり、あまり気にならなかったのですが、社会人になって周りがガッシリした体型になってくると一人だけ弱々しい印象を持たれているのではないかと考えてしまうようになりました。

 

じゃあ今はどうかというと、

 

パーマが長持ちするからむしろいいかも

→身長が高く見えるらしいのでこれはこれでいか

個性的で悪くないかも

身体の細さによる弱々しさをカバーしてくれている

 

といった具合に、前向きに捉えられるようになりました。

 

これは何か印象的な出来事があったわけでもなく、年齢を重ねると細かいことも気にならなくなるというだけの話でした。そりゃ若い頃は異性の目が気になるというのは生物的に当たり前のことだし、その時期に誰かに「気にすることないよ」「周りは気にしてないよ」と言われても腑に落ちることはなかったと思います。

 

そしてさまざまなコンプレックスがあったから今の自分はその分努力した成果が出ているようにも思います。

癖っ毛を活かして自分に似合う髪型を試行錯誤したからトレードマークになりつつあるような型ができたし、サイズの合う服がなかなか見つからないからこそ考え抜いて服を選んだりして「似合ってるね」と言ってもらえたりなどなど。

 

ハードルがあったゆえに一般以上に考える機会ができて、それが個性や特徴にまでなったとむしろ感謝できるようになりました。根本的に解決したことは一つもないのですが、捉え方が変わったというか。

 

だから、コンプレックスに悩んでいる方がいたら、その時間、すごくいいんじゃないかなって。自分を傷付けない程度に劣等感を感じたり悩んで向き合い続ける時間を大切にするとよい結果が待っているんじゃないかと感じるこの頃です。